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【4人兄妹の絆】一家が従う5つの掟とは?『マロ―ボーン家の掟』

作品情報

『マロ―ボーン家の掟』(原題:Marrowbone)

公開 2017年
上映時間 110分
監督、脚本 セルヒオ・G・サンチェス
製作総指揮 J・A・バヨナ
出演 ジョージ・マッケイ、アニャ・テイラー=ジョイ、チャーリー・ヒートン、ミア・ゴス、マシュー・スタッグ他
評価 スペインのアカデミー賞に当たる、第32回ゴヤ賞で新人監督賞にノミネート。
マローボーン家の掟(字幕版)

マローボーン家の掟(字幕版)

  • ジョージ・マッケイ
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あらすじ

海沿いの森にひっそりと佇む大きな屋敷。そこに暮らすマローボーン家の4人兄妹は、不思議な”5つの掟”に従い、世間の目を逃れるように生きていた。しかし、心優しい母親が病死し、凶悪殺人鬼である父親を殺害したことをきっかけに、4人の生活は崩れ出す。

屋根裏から響く不気味な物音、鏡の中にうごめく怪しい影。この屋敷には、いったい何が隠されているのか—

感想

ホラーあり、驚きあり、感動ありで盛りだくさんの内容でした。
個人的に好きなアニャや、豪華キャストが出演していることも相まって、見応えがありました。

映画慣れしてる人は、「やっぱりこのパターンか」と思うかもしれませんが、さらにもう1つサプライズが・・・。

ただ、凶悪な父親とやり合うシーンが超人対決みたいで、少し興ざめしました。

雑記

良作を生み出すタッグ

監督のセルヒオ・G・サンチェスは、これが監督デビュー作。それまでは、主に脚本家として活動しており、『永遠のこどもたち』『インポッシブル』などの脚本を務めた。
永遠のこどもたち』では、第22回ゴヤ賞で最優秀脚本賞を受賞。

上記2作を監督したのは、本作で製作総指揮を務めたJ・A・バヨナ。彼は『ジュラシック・ワールド/炎の王国』の監督や、『ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪』の製作でも知られている。

つまり本作は、今まで監督&脚本のタッグだった2人が、製作&監督のタッグに変わって作られた。