映画好きのドグマ

映画についての素人の戯言

【オーロラよりラーメン】実体験を基にした極寒の地での食事『南極料理人』

作品情報

公開 2009年
上映時間 125分
原作 西村淳『面白南極料理人』、『面白南極料理人 笑う食卓』
監督、脚本 沖田修一
出演 堺雅人、生瀬勝久、きたろう、高良健吾、豊原功補etc
評価 第50回日本映画監督協会新人賞の最終候補に選出。
2009年度新藤兼人賞で金賞を、第29回藤本賞で新人賞を受賞。

あらすじ

怪我を負った隊員の代わりに、第38次南極観測隊の料理人として派遣されることになった西村。

家族を残し南極にやって来た西村は、冷凍野菜や缶詰などの備蓄食料を使い、学者や大学院生、医師など個性的な隊員たちに食事を用意する—

感想

ほのぼの料理コメディって感じで、息抜きに最適。
出てくる食材も、なかなか豪華なものばかり。

南極では、オーロラを見るよりもラーメンを食べる方が優先!!

最近気づいてきましたが、個人的に「料理」をテーマとしたほのぼの映画やドラマが好きなことに気づいてきました。
『きのう何食べた?』しかり、『おいしい給食』しかり…

雑記

原作者の実体験を基に

映画の主人公で料理人の西村淳という名前は、原作者の名前と同じ。
というのも、彼が南極観測隊として働いていた頃の実体験をもとに書いた小説が原作となっている。

彼は、第30次(1988~90年)と第38次(1996~98年)の2回、南極地域観測隊に調理担当として参加した。
なお、映画の舞台は1997年となっている。