基本情報
名前 | ハンス・ジマー/Hans Zimmer |
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誕生日 | 1957年9月12日(66歳) |
出身地 | 西ドイツ、フランクフルト |
アカデミー賞 |
※太字は受賞
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ゴールデングローブ賞 |
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クリティクス・チョイス・アワード |
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サテライト賞 |
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英国アカデミー賞(BAFTA) |
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アニー賞 |
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グラミー賞 |
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今や誰もが知るハリウッドを代表する映画作曲家。
6歳の頃から音楽家を目指し、10代でイギリスに渡りキーボード奏者として活動。1980年代にイギリスの映画作曲家スタンリー・マイヤーズに師事し作曲家に転身、その後アメリカに渡った。
1988年、『レインマン』で初めてアカデミー作曲賞にノミネートされ、一躍脚光を浴びる。
1994年の『ライオン・キング』では、アカデミー作曲賞、ゴールデングローブ音楽賞、グラミー賞をトリプル受賞。
2000年代以降は、特にクリストファー・ノーラン監督とのタッグで知られ、アカデミー賞に3度ノミネートされている(『インセプション』『ダンケルク』『インターステラー』)。
2021年、『DUNE/デューン 砂の惑星』で再びアカデミー作曲賞とゴールデングローブ音楽賞をダブル受賞した。
後進の育成にも積極的で、自身が率いる映画音楽スタジオ「リモートコントロール・プロダクションズ」には名だたる作曲家が多数在籍している。
特徴
シンセサイザーなどの電子音楽と豪華なオーケストラとの融合が大きな特徴。
単なるバックグラウンドで流れる映画音楽ではなく、作品に影響を与える演出の一部としての映画音楽を確立した。
個人的に好きな楽曲
有名なものばかりで、選ぶのが難しい!!!
『インターステラー』(2014)
難解で壮大なSF作品と、パイプオルガンの神秘的な音の相性が抜群です。
映画音楽にあまり興味が無かった頃、この作品で一気にジマーのファンになりました。
ちなみに、ジマー本人も本作の音楽が一番気に入っているみたいです。
『レインマン』(1988)
特に大好きで、ぜひ観てほしい作品です!
ストーリーも、ジマーのことも何も知らずに観た作品。内容もさることながら、音楽がとても良くて鑑賞後すぐに音楽を探したのを覚えています。
『バックドラフト』(1991)
日本のバラエティ番組『料理の鉄人』でも使われたメインテーマは有名ですね。聴くだけで、何かを成し遂げたような気分になれます。
『ライオン・キング』(1994)
静かでありながら壮大な音楽で、ノスタルジックな気持ちになります。
『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』(2003)
あまりにも有名で、説明の必要はないですね!!
聴いてるだけでテンションが上がり、冒険に出てるかのような気持ちにさせてくれます。
この映画に関しては、ジマーが他の作業で忙しかったため、ジマーが作曲をしクラウス・バデルトがその後の作業を進めたそうです。
特に好きな曲は⇩の2つです!
『カンフー・パンダ』(2008)
本作は、ジョン・パウエルとの共同制作。アニメ映画ということで、軽快でノリノリな曲が多いですが、中には、中国音楽を感じさせる美しい笛の音が響く壮大な音楽もあります。
『ダークナイト』(2008)
本作は、 ジェームズ・ニュートン・ハワードとの共同制作。
これから何か重大なことが起こりそうな雰囲気を感じさせます。
『シャーロック・ホームズ』(2009)
ガイ・リッチーが監督を務めたアクション満載のシャーロック・ホームズ。
特にテーマ曲が好きで、かなり耳に残ります。
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『マン・オブ・スティール』(2013)
スーパーヒーロー映画の中でもかなりダークな作品。
評価は思わしくなかったようですが、スーパーマンが着地する時の重力が感じられる演出が好きです。
『リトルプリンス 星の王子さまと私』(2015)
本作は、リチャード・ハーヴェイとの共同制作。
明るい音楽もあり、感傷的になる音楽もあり、素敵な気分になれます。
歌っているのは、カミーユというフランスの女性歌手です。
『ブレードランナー2049』(2017)
本作は、ベンジャミン・ウォルフィッシュと共同制作。
それぞれのシーンはもちろん、作品自体の雰囲気にもピッタリで聞き入ってしまいます。
『ライオン・キング』(2019)
壮大でありながら、どこか感傷的になる音楽です。
映画と併せて聴くと、より心に響きます。
『DUNE/デューン 砂の惑星』(2021)
それまで5作品連続でタッグを組んでいたクリストファー・ノーラン監督の『TENET テネット』を断ってまで、本作のオファーを受けたそうです。
最後に
長年活躍してきたハンス・ジマーだったというのもありますが、思った以上に大変でした…w
今後続けていくかは未定ですw