映画好きのドグマ

映画についての素人の戯言

【ホラー映画と言えば】コアなファンの多い製作会社「ブラムハウス・プロダクションズ」

概要

社名 ブラムハウス・プロダクションズ(Blumhouse Productions)
設立 2014年
創業者 ジェイソン・ブラム
部門 ・Haunted Movies
・BH Tilt (with Neon)
・Blumhouse International
・Blumhouse Television
・Blumhouse Books
・Blumhouse Games
公式サイト

ブラムハウス・プロダクションズは、2000年にジェイソン・ブラムによって設立された、ロサンゼルスの製作会社。主に低予算ホラー映画や挑戦的なTVシリーズの制作で知られる。これまでに150本以上の映画やTVシリーズを制作し、劇場興行収入は48億ドルを超えている。

『ハロウィン』、『パラノーマル・アクティビティ』、『パージ』といったアイコニックなジャンルのフランチャイズだけでなく、リー・ワネル監督の『透明人間』、M・ナイト・シャマラン監督の『ミスター・ガラス』『ヴィジット』『スプリット』、ジョーダン・ピール監督の『ゲット・アウト』、スコット・デリクソン監督の『フッテージ』など数多くの作品を制作している。

また、『セッション』や『ブラック・クランズマン』のようなドラマ映画も制作しており、どちらもアカデミー作品賞にノミネートされ、『ゲット・アウト』や『ブラック・クランズマン』は、それぞれアカデミー脚本賞脚色賞を受賞した。

2014年に制作した『ノーマル・ハート』は、プライムタイム・エミー賞作品賞(テレビ映画部門)を受賞した。

映画

同社のモデルは、少ない予算で映画を制作し、監督に創造的な自由を与え、スタジオを通じて広く公開することにある。この低予算モデルは、2007年のパラノーマル・アクティビティから確立された。本作は製作費15,000ドルながら、1億9,300万ドル以上の興収を記録した。
さらに、150万ドルで製作され9,900万ドル以上の収益を上げたインシディアスや、300万ドルの製作費から8,700万ドル以上の収益を上げたフッテージも生み出した。

2014年、ユニバーサル・ピクチャーズと10年間のファーストルック契約*1を締結。同年9月9日、マルチプラットフォーム向け作品の制作に専念する「BH Tilt」を立ち上げた

2017年9月7日、配給会社「NEON」と提携して「BH Tilt」を管理することにした。リリースした映画は、『グリーン・インフェルノ』や『アップグレード』、『アンフレンデッド:ダークウェブ』、『ドント・レット・ゴー -過去からの叫び-』などがある。

2018年12月、Netflixの広報責任者だったカレン・バラガンを引き抜き、TVとストリーミングにより積極的に力を入れる。

2020年、『Welcome to the Blumhouse』と題し、アマゾンオリジナルでアンソロジー・ホラー映画シリーズを制作。
このキャンペーンについては、以下の記事で詳しく書いています。

TVドラマ

2011年、初のTVドラマとなる『THE RIVER 呪いの川』を制作。

2012年、ライオンズ・ゲートとファーストルック契約を締結。2014年に『アセンション』を制作。

2014年7月、ユニバーサル・ピクチャーズと10年間のファーストルック契約を締結。
10年間という契約期間は、同社が収益性の高い映画を配信し続けられるという期待の表れと言える。

2017年4月4日、「ITV Studios」が45%の株式を引き受ける形で、独立系TVスタジオの立ち上げを発表。この投資により「Blumhouse Television」は独立したスタジオになり、世界中に向けてオリジナルの台本付き、または台本無しの”ダーク”ジャンルの番組に資金を提供し、制作することで成長を続けてきた。

その他

2014年11月、オリジナルのホラー/スリラー小説を出版する「Blumhouse Books」を設立。

2023年2月、コンソール、PC、モバイル機器向けにホラーをテーマにしたオリジナルビデオゲームを制作・販売する「Blumhouse Games」を設立。独立系開発者と協力し、予算1,000万ドル以下のゲームに重点を置き、資金調達や創作活動の支援も行う予定。この発表の時点では、具体的なプロジェクトについては何も語られていない。

主な作品

*1:映画監督や製作会社の企画を、特定の配給会社が優先的に見ることができる契約で、いわゆる優先交渉権契約のこと。