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【母は偉大】妊婦の身に起こる奇妙な現象は幻覚か、それとも…『ヴィジョン 暗闇の来訪者』

作品情報

『ヴィジョン 暗闇の来訪者』(原題:Visions)

公開 2016年
上映時間 86分
製作 ジェイソン・ブラム
監督 ケヴィン・グルタート
出演 アイラ・フィッシャー、アンソン・マウント、ジリアン・ジェイコブズ、ジム・パーソンズ、ジョアンナ・キャシディ、エヴァ・ロンゴリア他
製作会社 ブラムハウス・プロダクションズ

あらすじ

1年前に交通事故に遭い、そのPTSDに苦しむイヴリーは、ワイナリーを始める夫とお腹にいる子供と郊外に移り住む。

その後しばらくすると、不気味な夢を見たり、窓ガラスが突然割れたり、人の話し声が聞こえたり、イヴリーの周りで奇妙な現象が起こり始める。しかし、誰もまともに取り合ってくれない。

はたして、これはイヴリーの幻覚か、それとも何か不吉な予兆を察する「母の勘」か—

感想

主演は『グランド・イリュージョン』のアイラ・フィッシャー

「田舎に引っ越した妊婦が、幻覚を見るように…」という、一度はどこかで観たことがある流れで、あまり期待はしていませんでしたが、そこからの一捻りある展開が好みでした。
ただ、過去の事件のくだりのせいで、怪しい人物がすぐ分かるのが少し惜しかったです。

ストーリーの重要なカギとなるのは、まさに“ヴィジョン”。母強し!

やっぱりブラムハウス作品は観てみるもんだな、と再認識させてくれました。

雑記

監督はあの有名映画シリーズの編集者

本作の監督を務めたのは、映画『ソウ』シリーズの編集で知られるケヴィン・グルタート

彼は、『ソウ6』『ソウ ザ・ファイナル 3D』『ソウX』では監督を務めた。