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映画についての素人の戯言

【ファン歓喜】史上最高のお祭り映画『スパイダーマン/NWH』

作品情報

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(原題:Spider-Man: No Way Home)

公開 2021年
上映時間 148分
監督 ジョン・ワッツ
製作 ケビン・ファイギ
出演 トム・ホランドゼンデイヤベネディクト・カンバーバッチ
評価 予告公開後24時間で3億5,550万回再生され、史上最高の再生回数を記録。
初週末の興行収入は『アベンジャーズ:エンドゲーム』に次ぎ歴代2位。
全米での興行収入は『アバター』を抜き、歴代3位。

あらすじ

前作『スパイダーマン/FFH』でミステリオを倒したスパイダーマン。しかし、死の間際に彼が残した動画によって、「スパイダーマンの正体はピーター・パーカー」だと世界中に拡散される。この騒動が原因で受験したMITも不合格となり、ピーターはドクター・ストレンジに助けを求めるが—

感想

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サム・ライミ版『スパイダーマン』から観てきた自分からすると、最高のサプライズもあり、148分が一瞬で終わってしまいました。
公開当時に友人と映画館で観たのですが、家でもっと声を出してはしゃぎながら観たかったという珍しい気持ちにもなりました。

正直、今となっては周知の事実かもしれませんが、まさか歴代スパイダーマンが出演してくれるとは思っておらず、ワープゲートの奥から出てきたアメイジングスパイダーマンが近づいてきて、スーツの違いに気づいた瞬間の興奮は凄まじかったです。

ラストバトルの直前、アンドリュー・ガーフィールドが言った"I love you guys."というセリフはアドリブだったそうです。実は『アメイジングスパイダーマン2』の成績が振るわず、打ち切りになってしまった背景があります。にもかかわらず、このセリフを咄嗟に言えるなんてカッコよすぎます!

また、『アメイジングスパイダーマン2』では恋人のグウェンの手を掴むのが遅れてしまい、落下死するという衝撃の結末を迎えます。それを踏まえてのあのシーン。泣けます。

雑記

会社の壁を超えたエンタメ作品の力

実は今作の公開前、大きな問題が発生していた。

当初、主役のトム・ホランドは、2作目の『スパイダーマン/FFH』をもって、マーベルとの業務提携が終了する予定だった。
さらに、ディズニー傘下のマーベル・スタジオとソニー・ピクチャーズが今作の条件をめぐって対立したため、スパイダーマン自体がMCUを離脱する可能性が浮上。

しかし、両社は再交渉に臨み、今作はMCU作品として製作された。
実はそのキーパーソンがトム・ホランド。彼は自ら双方の代表にかけあいMCU残留にこぎつけた。

これが事実なのか疑ってしまうくらい胸アツな展開で、公開前から感動しました。

まさかのサプライズ

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今作の発表当時、歴代スパイダーマンが集結するのではないかという噂やリークが後を絶たず、かなり盛り上がっていた。

しかし、今作の主演トム・ホランドは歴代スパイダーマンの2人について、「生き別れの兄弟みたい。」「いつか共演できたら嬉しい。残念ながら、みんなで一緒にスーツを着ることはないでしょうけど。」と2人との共演を否定。

アメイジングスパイダーマン』のアンドリュー・ガーフィールドは、別映画のプロモーションの際、「アンドリューとトビー(初代スパイダーマン)が撮影現場にいた」と、ネットで話題となった”証拠写真”について尋ねられたが、「あれはフォトショップだ」と出演を否定。
むしろ、ネット上で盛り上がるファンに対して「少し落ち着いてほしい。」とまで。

また、Netflixのドラマシリーズ『デアデビル』で主人公を演じたチャーリー・コックスの出演も囁かれていたが、本人はキッパリと否定。

これら全ての噂を本人たちが否定していたので、さすがに出演は無いのかなと残念に思っていました。

しかし!まさかの全員出演!テンション上がりっぱなしで退屈な時間は一秒もありませんでした。予告編では歴代スパイダーマンの2人をCGで消すという、粋な演出も面白かったです。

不思議な力がある映画『スパイダーマン

スパイダーマン』と言えば、作品中でもカップルを演じる主役2人が実際に交際に発展したことでも知られている。(現在2組は破局

彼らに続いてなんと、今作の撮影中にトム・ホランドゼンデイヤも交際していたことが報じられた。これで、全シリーズでカップルが誕生していることになる。これだけ同じことが続くのは、『スパイダーマン』に何かしらの不思議な力があるとしか···。