作品情報
『暗数殺人』(原題:암수살인)
公開 | 2018年 |
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上映時間 | 110分 |
監督 | キム・テギュン |
出演 | キム・ユンソク、チュ・ジフン他 |
評価 | ”韓国のアカデミー賞”とも称される、第39回青龍映画賞で脚本賞と人気スター賞(チュ・ジフン)を受賞。 |
あらすじ
恋人を殺害し逮捕されたカン・テオ(チュ・ジフン)から、「全部で7人殺した」という突然の告白を受ける刑事のキム・ヒョンミン(キム・ユンソク)。しかし、テオの証言以外に証拠はなく、警察内部でまともに取り合う者はいない。
それでも、テオの証言に信憑性を感じたヒョンミンは、上層部の反対を押し切り捜査を進める。ついに、テオの証言どおり白骨死体が発見されるが、その途端、テオは「死体を運んだだけだ」と証言を覆す。テオの発言に翻弄されるヒョンミン。
はたして、残りの死体は存在するのか?テオの目的は?
感想
お昼のサスペンスでこの作品が放送されてたら、大満足です。
驚くことに、本作は実話ベースです。
現実でも、警察が把握しきれていない事件が無数に起こっているということです。
数珠を差し入れるシーンがあるんですが、その時の受け渡すテンポがかなり良くて、気持ち良かったです。
雑記
実際の連続殺人事件が基に
本作は、実際に警察に報告されなかった殺人事件を基に製作されている。
そのため、被害者遺族の中には賛同する人もいれば、猛反対する人もいたそう。
掴みどころのない殺人犯を演じた俳優
本作の中で、度々証言を変え、何を考えているか分からない殺人犯を演じたチュ・ジフン。
彼の雰囲気や顔が好きで、個人的に注目しています。
過去に紹介した『神と共に』という作品にも出演していて、この作品もかなり面白いので是非チェックしてみてください。